今日からできる「お金の護身術」──騙されない10のルール
こんにちは、菊池百合子です。
家族の介護、仕事、暮らし、お金。
どれも一つずつ整えながら進んできました。
このシリーズでは、
「投資詐欺に遭わないための静かな知恵」
を3部作でまとめています。
・第1話:友人2人の実例
・第2話:騙される人の“心の癖”
そして今回の第3話は、
“今日から使える実践ルール” をお届けします。
どれも難しいことはありません。
大人の女性が自分を守るための“静かな護身術”です。
■ルール①:誰かにお金を預ける投資は【全てNG】
これだけで、詐欺の9割は防げます。
- 「代わりに運用してあげる」
- 「ここに振り込んでくれたら増やして返す」
- 「名義だけ貸して」
これらはすべて例外なくアウト。
本物の投資は、
“自分の口座”で“自分の手”で行うもの。
■ルール②:「確実に儲かる」は存在しない
投資の世界で
“確実”という言葉を使う人は信用してはいけない。
どんな優秀な投資家でも未来は分からない。
ましてや、
あなたのためだけに“特別な儲け話”を持ってくる人はいない。
■ルール③:利回り10%以上はまず疑う
利回り10%以上の投資は
高リスク・高難度が当たり前。
なのに
「リスクなし」「絶対儲かる」「安全です」
とセットで語られるのが詐欺のテンプレ。
冷静に考えると、
銀行も大企業もできない“高利回りの世界”を
なぜその人だけが提供できるのか?
答えは、できない。だから詐欺。
■ルール④:急かす人は100%危ない
「今だけ」
「あと3名」
「今日中に決めて」
人を焦らせるのは、
冷静に考える時間を奪うため。
真っ当な投資に、
“急かす必要”なんて存在しない。
■ルール⑤:身内・知人の紹介でも信用しない
実は、
詐欺の入り口の約4割が“知人の紹介”。
紹介者自身が騙されていて、
悪意なく広めてしまうパターンが非常に多い。
「この人が紹介してくれたから安心」
という思い込みは一番危ない。
■ルール⑥:“元気な日”に判断する
これは意外と重要。
疲れている日、心が揺れている日、
悩みを抱えているときは、判断力が大きく落ちる。
大きなお金の判断は、
よく寝て、よく食べて、落ち着いている日に。
これは大人の女性の生活リズムに密接に関わるポイント。
■ルール⑥:必ず“利害関係のない第三者”に相談する
相談できる相手がいると、
判断に“歯止め”がかかる。
- 家族
- 友人
- 専門家
- 金融リテラシーの高い知人
- 金融庁・消費者センター
誰でもいい。
一人で抱えないことが最大の護身術。
相談した瞬間に
「あれ、これ変じゃない?」 とわかることは非常に多い。
■ルール⑧:迷ったら“正攻法”から始める
詐欺に遭う人は
「良い話があれば人生が変わるかも」と期待してしまう傾向がある。
でも本当にお金を増やす方法は、とてもシンプル。
- NISA
- iDeCo
- 積立投資
- 全世界株インデックス
- 日本の高配当株
これらの “正攻法” の枠をしっかり埋めていれば、
怪しい話に振り回されにくくなる。
■ルール⑨:お金の実務は“自分で管理する”と決める
これは第1話でも触れたけれど、
自分の大切なお金は 自分の手で動かす。
これを徹底するだけで、
被害のほとんどを防げる。
■ルール⑩:怪しいと思ったら相談窓口へ
騙された後でも、
取り戻せるケース はある。
代表的な相談先:
- 消費生活センター(188)
- 警察のサイバー犯罪相談窓口
- 金融庁「詐欺・トラブル相談窓口」
- 銀行の不正送金相談窓口
一人で抱え込まないでほしい。
相談するだけでも、心が軽くなる。
■【結び】“距離を取ること”は、大人の女性の知性
詐欺から身を守る力は、
派手な知識でも、難しいテクニックでもなくて。
- 急がない
- 預けない
- 相談する
- 自分の手で管理する
この4つの積み重ね。
そして何より、
距離を取ることは弱さではなく、知性。
静かに、でも確かな力で、
自分と大切な人のお金を守っていこう。
▼《騙されないための、お金の“静かな護身術”》シリーズ
▶ 第1話:優しい友人2人が投資詐欺に遭った日──「危うさ」の正体
▶ 第2話:なぜ“いい人”ほど騙されるのか──心の癖と心理バイアス
▶ 第3話(この記事):今日からできる「お金の護身術」──騙されない10ルール

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