入院のたびに悩む「連帯保証人」という問題。真面目な人ほど苦しくなる仕組みについて

入院時の連帯保証人という仕組みについて、私はずっと考えています。
正直に言うと、答えはまだ出ていません。

病院側の立場も、理解はできます。
医療は善意だけで回るものではなく、
現実として未払いを防ぐ仕組みは必要なのだと思います。

実際、入院費については
「上限○十万円まで」と明記されていることが多く、
無限に責任を負わされるわけではありません。

それでも――
「連帯保証人」という言葉の重さに、毎回少し身構えてしまいます。


実態と、言葉の重さが釣り合っていない気がする

実際には、私自身に
医療費の支払い能力がまったくないわけではありません。
医療費分の蓄えはあり、
「払えない可能性」は現実的にはかなり低い状況です。

それでも、
第三者に連帯保証人をお願いしなければならない。

この構造に、
どこかちぐはぐさを感じてしまいます。

もし、

「一定額のデポジットを預けることで保証人を不要にできる」

そんな選択肢があったら、
私は迷わずそちらを選ぶと思います。

お金で解決できるリスクは、お金で解決したい。
人間関係を差し出す前に。


真面目な人ほど、悩んでしまう仕組み

この問題について考えるほど、
「真面目な人ほど苦しくなる仕組みだな」と感じます。

  • 言葉を額面通りに受け取る人
  • 万が一を過剰に想像してしまう人
  • 誰かに迷惑をかける可能性を重く受け止める人

そういう人ほど、
連帯保証人という言葉に強いプレッシャーを感じます。

一方で、
あまり深く考えない人は、
案外すんなりと通過していく。

制度としては機能していても、
心理的な負担のかかり方が、人によって極端に違う

そこに、静かな歪みを感じます。


これは個人の問題であり、社会の問題でもある

連帯保証人の問題は、
個人の事情だけでは解決できません。

  • 家族構成
  • 人間関係
  • 経済状況
  • 高齢化
  • 単身世帯の増加

すべてが絡み合っていて、
個人の努力や工夫だけでは、どうにもならない部分があります。

だからこそ、
これは誰かを責める話でも、
病院を批判する話でもないのだと思っています。

ただ、

「今の仕組みは、少しだけ時代と合わなくなってきているのかもしれない」

そう感じている人は、
私だけではない気がしています。


まだ答えは出ていないけれど

この文章にも、
はっきりした結論はありません。

私自身、
今も悩みながら、考え続けています。

ただ、
同じような立場で立ち止まっている人がいるなら、

自分だけが変なのではない
悩んでしまうのは、自然なこと

そう思ってもらえたら、
書いた意味はあるのかなと思っています。

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この記事を書いた人

菊池百合子|50代・飲食店経営・海と山のある地方都市在住
家を手放して暮らしを再設計し、
50代からのお金・不動産・介護・働き方を整えてきた生活者です。
不動産売却の実体験、介護と仕事の両立、NISAや高配当株の運用など、
「人生後半を軽やかに生きるヒント」を等身大で発信しています。

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