心を整える– category –
人生を丁寧に整えたい大人の女性へ。
心の揺れ、家族や介護の悩み、価値観の見直し、人生の気づきを静かにまとめています。
「戦わない強さ」「しなやかな智慧」をテーマに、日々の出来事から心の整え方を紡いでいきます。
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月の満ち欠けと、私たちの揺らぎの話
施設にいる夫に面会へ行った帰り道。すっかり暗くなった空の上に、ぽつんと月が浮かんでいた。 月はいつも同じ形じゃない。満ちたり、欠けたり。その引力で海面が引っ張られるほどの力を持っている。 海の水にあれだけ影響を与えるものが、人間の私たちに... -
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めんどくさいを先延ばししない方法|未来の自分に聞く習慣
日常でも、仕事でも。何かタスクに向き合うときに「ちょっとめんどくさいな」「よくわからないし、後でいいか」そんなふうに思う瞬間、誰にでもあります。 (それを放置して大変な騒動になったエビ事件。) でもね——めんどくさいを放置して、その後始末を... -
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相談に深入りしないと決めた日。長女気質の私が見つけた“ちょうどいい距離感”
人の相談に“つい深入りしてしまう”優しさは、ときに自分をすり減らします。この話は、境界線シリーズのなかでも「他人の問題と自分の課題を分ける」 ことに焦点を当てたエピソードです。同じように悩む方の支えになれればと思って書きました。 ■相手の成長... -
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倒れるまで休めなかった理由。昭和の価値観から解放されるまで
なぜ私は倒れるまで休めなかったのか。親の価値観という見えない“呪文”の話 頑張りすぎてしまう人ほど、自分の限界に“気づけないまま”走り続けてしまいます。境界線シリーズの一つとして、これは 「自分自身に対してどこで線を引くか」 を扱った記事です。... -
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■ 水浸し事件が教えてくれた「同じやり方では未来は変わらない」ということ
ある日のこと。いつもどおり仕事をしていたら、厨房の業務用洗浄機が突然壊れた。 毎日フル回転させているものだから、これが止まると営業に支障が出る。急いで業者さんに連絡したら、すぐに若い技術者の方が来てくれた。 原因を調べ、部品を見て、どうや... -
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🦐 荒ぶるエビに全力で振り回された日—わからないものを放置すると、人生はだいたい荒ぶる—
昔、お料理教室のアシスタントをしていた頃のこと。3月の献立は「春のちらし寿司」。干瓢、干し椎茸、れんこん、にんじん……ちらし寿司らしい材料の中に、ひとつだけ謎の単語があった。 「さいまきえび」 「まあ、エビでしょ。エビと言ってるし。」そのまま... -
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「お弁当いらない」と言われた朝。怒りの正体は、大切にされなかった“私の気持ち”だった
朝のキッチンで、子がぼそっと一言。「今日、弁当いらない」 その瞬間、胸の奥にじわっと怒りが湧いた。 私は毎朝、成長期の子どものためにお弁当を作っている。漆のお弁当箱に、炊きたてのご飯、少し甘めの卵焼き、昨夜の残りをアレンジしたおかず。飽き... -
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飲食を続ける女性の“横顔の強さ”に気づいた日──不安と誇りのリアル
仲の良い女将仲間と、久しぶりにゆっくり食事をしました。同じ町でそれぞれのお店を守っている女性たち。会えば自然と仕事の話になるけれど、誰かを責めることも泣き言だけでもなく、いつもただ「飲食って、本当に大変だよね」という一言から静かに始まり... -
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介護する側のケア──「キーパーソン」を任された日の衝撃と、自分を守るための静かな決意
夫の介護が始まった日のことを、今でも鮮明に覚えています。 担当のケアマネさんから「あなたがキーパーソンですね」そう言われた瞬間、私は夫の“保護者”になったような気がしました。 その日から、介護のプロたちがチームとして動き始め、夫を中心とした“... -
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値段より「誰から買うか」。大人になって見えてきたお金の使い方
ここ数年で、買い物の基準が静かに変わったと感じています。若い頃は「同じものなら安いほうがいい」が絶対ルール。でも今の私は、値段だけでは決めない。 もちろん、生活の基本として“節約”は大切。だけどそれと同じくらい、**「誰から買うか」**を意識す...