ここ数年で、買い物の基準が静かに変わったと感じています。
若い頃は「同じものなら安いほうがいい」が絶対ルール。
でも今の私は、値段だけでは決めない。
もちろん、生活の基本として“節約”は大切。
だけどそれと同じくらい、
**「誰から買うか」**を意識するようになったんです。
■ 車は“値段”より“信頼関係”で選ぶもの
車って、一度買えば終わりじゃないですよね。
点検・車検・修理、共に歩く時間が長い。
だから私は、
多少高くても 信頼できるお店 を選びます。
「百合子さん、すぐ見ますよ」
そんなふうに言ってくれる関係性は、価格とは別の価値。
急なトラブルのとき、
安心して頼れる存在がいることは、
お金には換算できない“人生の安全資産”だと思うんです。
■ ご飯は“誰が作ったか”でおいしさが変わる
ファミレスもチェーン店も好きです。
安いし、気楽だし、忙しい日は本当に助かる。
でも私は、
なるべく 個人で頑張っているお店 に足を運びたい。
店主の表情、
店の空気、
お皿の並べ方、
ほんの少しの会話。
そういうものが静かに心を満たしてくれる。
人の手で作られた料理には、
温度があります。
その温度を受け取ると、家に帰る頃には心がやさしくなる。
そしてね、
個人店で築いた小さな信頼関係は、
何年か後に思いがけない形で助けになったりするんです。
そういう温かさを、私は大切にしていたい。
■ お金は“数字”だけでは測れない
投資や家計管理は数字が命。
そこは感情を入れない、淡々とした戦略が必要。
でも――
使うお金は感情で決めていい。
- この人から買いたい
- このお店が好き
- このつながりを大切にしたい
- この温度を感じていたい
こういう理由も立派な購買動機。
むしろ、大人の買い物はそういうものだと思う。
合理的じゃなくていい。
満足という形で“元はとれる”から。
■ 結論:大人の買い物は“値段”ではなく“どんな人生を生きたいか”で決まる
ものを買うんじゃない。
生き方を選んでいる。
誰と関わり、
どんな場所に自分を置き、
どんな関係を育てたいか。
そこにお金を流すということは、
「私はこう生きたい」という静かな意思表示。
値段だけでは測れない選択が増えてきたのは、
きっと大人になった証。
そしてその選択が、
明日の自分を優しく支えてくれる。
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