あの頃の自分に教えてあげたい 〜50代からのインデックス投資〜


あの頃の自分に教えてあげたいな。
投資に興味はあるのに、知識が追いついていなかった。
失敗もしながら少しずつ進んできたから、今の私がある——その記録です。

目次

失敗の数だけ、学びが増えた

日経平均が1万円を切っていた頃、私は日経225に連動する投資信託を買いました。
でも知識がなく、下がるたびに不安になって、ついに売ってしまった。
今思えば、あのまま持っていたら5倍になっていました。

それから年月が流れ、NISAが始まったタイミングで再チャレンジ。
けれど、よく理解しないまま「なんとなく良さそう」で選んでしまい、また損。
ここでやっと気づきました。
“中身を理解せずに買わない” “仕組みを作って続ける”——この2つが大事だと。

世界中に分散して投資するという考え方

私がたどり着いたのは、全世界株インデックス。
かんたんに言うと、世界中の企業にまるごと分散して投資する方法です。
どこかの国が不調でも、別の国の成長が支えてくれる。
個別株のように一喜一憂せず、世界経済の“平均点”に乗るイメージです。

50代からでも遅くない理由


「若い人のもの」と思いがちな投資だけど、50代からでも十分に意味があります。
理由はシンプルで、私たちの人生はまだ長いから。
10年、15年という時間でも、コツコツ積み立てれば“複利”がちゃんと働く。
そして、老後の20〜30年を支えるのは、ただの貯金ではなく“成長する資産”です。

私の運用スタイル(実例)


・つみたてNISA:全世界株(オルカン)を毎月コツコツ
・iDeCo:全世界株インデックスを月23,000円
・債券・現金:値動きを和らげるために少しだけ持つ

最初にやったのは、“自分のお金の棚おろし”。
手元資金、毎月の収入、将来の計画を見直して、無理のない金額を決めました。
積み立て設定をしたら、基本はほったらかし。
必要な時が来たら取り崩す予定ですが、長期投資なのでそれはまだ先になりそうです。

焦らず、続けるのがいちばんの近道


投資は、数字よりも“自分との付き合い方”。
焦らず、比べず、仕組みに任せて継続する。
私は遠回りもしたけれど、そのぶん納得して進めるようになりました。

あの頃の自分に伝えたい。
大丈夫。ゆっくりでいいから、続けていけばちゃんと育つよ。
年齢より大切なのは、“気づいた今すぐ一歩踏み出すこと”。
——今日が、いちばん若い日だから。

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この記事を書いた人

菊池百合子|アラフィフ女将。
飲食店経営と介護・子育てをしながら資産形成に奮闘中。
不動産・投資・副業など、「人生後半から整えるお金と暮らし」をテーマに発信しています。

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