税金という言葉には、
どこか「取られるもの」というイメージがつきまといます。
若い頃は特にそうでした。
仕組みもよく分からないし、
払っている実感だけがあって、
それがどこでどう使われているのかを意識することも、ほとんどありませんでした。
けれど、年齢を重ねて、
介護や医療、公共サービスに実際に支えられる場面が増えてくると、
税金に対する感覚が少しずつ変わってきました。
ふるさと納税で感じた「選べる」という面白さ
ふるさと納税を続けている理由は、
正直に言うと「節税になるから」だけではありません。
私が面白いと感じているのは、
税金の使い道を、寄付する側が選べるという点です。
- 子どもたちのための事業
- 教育や子育て支援
- 地域の未来につながる取り組み
たとえ少額でも、
「この分は、ここに使ってほしい」と意思を添えられる。
この感覚は、
ただ税金を納めるだけのときには、なかなか得られないものでした。
少額でも、地域に関われるという感覚
一つひとつの寄付額は、大きな金額ではありません。
それでも、
「自分も、ほんの少しだけど関われた」
「誰かの役に立つ方向に、託すことができた」
そう思えるのは、
大人になった今だからこそ感じられる、静かな誇らしさのようなものです。
税金を
「払って終わり」ではなく、
「どう使われるかを考えるもの」として捉えられるようになったこと自体が、
私にとっては大きな変化でした。
正直に言うと、返礼品が届くとやっぱり嬉しい
きれいごとだけではありません。
ふるさと納税をしていると、
美味しい農産品が届いたり、
普段はなかなか買わないような、ちょっといいお肉をいただけたりします。
これはもう、素直に嬉しい。
「お得かどうか」と言われれば、
お得だと感じる部分も、確かにあります。
でも、それが目的のすべてではありません。
私にとってのふるさと納税は「納得できる税金の払い方」
ふるさと納税を通して感じているのは、
税金との距離が少し縮まった、という感覚です。
- 取られるだけのもの
- よく分からないまま払うもの
から、
- 意思を少し載せられるもの
- 納得して手放せるもの
に変わった。
完璧な制度だとは思いません。
課題もあるでしょう。
それでも、
「どうせ払うなら、少しでも自分が納得できる形で」
そう考えられるようになったことは、
暮らしの中での安心感につながっています。
これから始める人へ
もし、ふるさと納税が気になっているけれど、
まだ一歩踏み出せていないなら。
「お得かどうか」だけで考えなくてもいいと思います。
- どんな地域を応援したいか
- どんな使い道に共感するか
そんな視点で眺めてみると、
税金との付き合い方が、少し変わって見えるかもしれません。
私にとって、ふるさと納税は
税金を“託す”という感覚を初めて実感できた制度です。
コメント