財布を忘れて困った日の話 — “イレギュラーに弱い脳”と、暮らしを整えるヒント

その日、私はいつもと違うバッグを持って出かけました。
大切な商談の日で、書類・サンプル・メモ書き…
忘れ物をしないよう、いつも以上に気を張って家を出た朝。

商談は駅近くのビルで行われ、荷物が多かったので車で移動。
緊張しつつも、終わってみれば和やかで、とても良い時間になりました。

「さあ帰ろう」
そう思って駐車場へ向かった瞬間、血の気がスッと引きました。

——財布が、ない。

有料駐車場。
2,000円以上買い物すれば1時間無料。
でも買い物するお金すらない。
PayPay残高もゼロ。
現金チャージ派なのでチャージもできない。

一気に詰みました。

結局、看板にあった連絡先に事情を説明し、
「明日払いに来てください」と言っていただき、なんとか脱出。

情けなさと自分へのツッコミが交互に押し寄せてきました。


目次

【脳の仕組みはイレギュラーに弱い】

この出来事で改めて思ったのは、

**脳は「ルーティーン」には強いけれど、

イレギュラーにはめっぽう弱い生き物だということ。**

普段のバッグなら絶対に忘れないものが、
バッグが変わった瞬間に“自動運転”が働かなくなる。

「無意識でできる」は便利だけれど、
その無意識が乱れると一気にエラーが出る。

これは家事でも、仕事でも、お金でも、人生でも同じですね。


【逆に考えると】

そして裏返すと、こんな可能性もある。

**良い習慣をルーティーン化すれば、

脳の自動運転で勝手に人生が整っていく。**

・毎朝の家計アプリ入力
・週一回の家計見直し
・PayPay残高は必ず補充しておく
・持ち物チェックリストをバッグに1枚入れておく
・NISA積立は完全自動
・疲れていても作れる“定番料理”を2つ持っておく
・週末に買う野菜は同じラインナップにする

こういう「整える仕組み」を人生に置いておくと、
いざという時に自分を助けてくれます。

私が財布を忘れた日は失敗だったけれど、
この種の“失敗”って、暮らしを整えるヒントの宝庫でもあるんですよね。


【結び】

今回の小さな事件で思いました。

人生って、イレギュラーに飲まれそうになる日ほど、
ルーティーンの大切さが浮かび上がる。

そして、静かに整えた習慣は、
忙しい大人の毎日をそっと支えてくれる。

大きな改革は必要なくて、
1つずつ、淡々と積み重ねるだけでいい。

そんな話を、自分へのメモとして残しておきたくて書きました。


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この記事を書いた人

菊池百合子|50代・飲食店経営・海と山のある地方都市在住
家を手放して暮らしを再設計し、
50代からのお金・不動産・介護・働き方を整えてきた生活者です。
不動産売却の実体験、介護と仕事の両立、NISAや高配当株の運用など、
「人生後半を軽やかに生きるヒント」を等身大で発信しています。

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